z_realm お絵かき板における逆マスク講座
えーっ,講座も第3発目をどぴゅっめでたく迎えましてz_realm本人が勝手に大喜びしている次第であります.今回のテーマは逆マスク!マスクですらよくわからないのに逆マスクとは...と思う方もご安心を.理論的なことはよくわからなくても慣れれば使えるようになります.要は,車のエンジンの構造を知らなくても車を運転できるのと同じ.英語の文法をよく知らなくてもとりあえずコミュニケーションくらいはできるようになるのと同じ.そんな感じで慣れていきましょう.案ずるより産むが易し!
なにもわざわざ逆マスクなんて使わなくても描けるわい,という人はちょいとお待ちを.時間をかければそりゃいいものは描けるでしょう.しかし芸術作品を作っているのとはわけがちがい,スパッとかいてスパッと抜く(笑),Hな絵とはできるだけ早く描きたいものなのであります.そのためには早く描ける技術を知っておいたほうがいいと私は思うのであります.寿司にたとえると,長時間かけてにぎった寿司というのは食いたくないのと一緒です.「えろCGいっちょたのむよ,おやじ」「へい,おまち!」そんな粋なところを身につけたいわけであります。
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今回のサンプルはこれであります. |
まずはレイヤー1(上のレイヤー)に線画を描きましょう.ここでは黒を使っていますが,何色で描いてもかまいません.線画に手を抜くと色付けの段階で修正するのが難しくなるので気合をいれて!まあ,私が言うほどそんなに気合をいれなくてもいいんですが...

さて,線画を描き終わったので,色をつけていきます.肌色から塗るのが私流.レイヤー0(下のレイヤー)色を塗りましょう.輪郭だけ気をつけて塗ってから後で流し込むと楽です.髪の毛の部分との境界がいちばんやっかいなのですが,この段階ではだいたいでいいでしょう.
次に髪の色を塗り,終わったらついでに背景の色も塗ってしまいます.というか色を決めて流し込むだけ.ここでも色をつけるのはレイヤー0(下のレイヤー)です.
パンツも塗り,目や口も塗ります.この段階ではぼかしや影のことは考えずに,塗り絵の要領で塗ります.とりあえずこれで塗りわけは完成しました。
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さて,ここでいよいよ逆マスクの登場です,ベンベン♪
左の図はメニューの部分を拡大したものですが,上から6つ目のところ,ここをクリックしながら切りかえていくと逆マスクというモードが現れます.デフォルトでは黒になっています.前回のマスク講座でもお話したのですが,マスクというのは特定の色を保護するモードです.前回は「黒が保護される」と強調してきたのですが,実は黒でなくても保護されます.
保護?え?どういうこと?色を保護するの?なんでまた?まぁあわてないあわてない.これから私がやろうとしているのは,さっき色分けした絵の肌色の部分に影をつけたいと思っているのですが,そのまま通常モードで塗ると気をつけて塗らないと色がはみだしてしまうのはわかりますよね.絵に時間がかかるというのはこういうところで時間がかかってしまうのです.職人技でシコシコと塗るのもいいのですが,やっぱりここは現代人としてはスマートにいきたい!寿司は早く握りたい!逆マスクを使う理由はここにあります.
そこでまずは処理したい部分,この場合は絵の中の肌色の部分のあたりで,右クリックしてみましょう.色が拾えるはずです.このとき,鉛筆メニューの色は変わりますが,逆マスクメニューの色は変わってないですよね.そこでさらに逆マスクのメニューのところにカーソルを持っていき,さらに右クリックします.おおおおお,逆マスクモードの色も変わりました.左の図のように,逆マスクモードのところの色が肌色になっていれば正解です.
逆マスクに色が登録されましたが,これはどういうことになるのかというと,ここが大事なのですが,「逆マスクモードである限り今からは画面上のこの色の上にしか色を載せられませんよ,他の色のところはなんも手を加えられませんよ!」ということを宣言したことになるのです.要は,肌色にぞっこんLOVE!(死語)のようななことになったわけです.
マスクと逆マスクの関係をもうちょっとわかりやすく言うと,こういうことです.ある色に恋をしたとします 笑.ここでは肌色.このとき,マスクモードは肌色を守ってやるモード,逆マスクモードは肌色を奪ってやるモード,そう考えるのです.だからマスクモードでは肌色に色がつかないし,逆マスクモードには肌色にだけ別の色を塗ることができるのです.
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さて,くどい説明になりましたが,これで肌色のみの処理ができるようになったので,鉛筆の色を変えてみましょう.肌色よりも暗い色を適当に作り塗っていきます.肌色の上にしか色がのらないわけで背景や髪の部分には色がかぶりません.絵の塗りわけが単純な場合は逆マスクは使う必要はあまり感じられないかもしれませんが,複雑になってくると抜群の効果を発揮します.
ヘンな部分に色を乗せてしまった場合はモードを通常かマスクモードに切りかえて,影じゃない部分の肌色をまた拾い塗っていきます.肌色を消しゴムにして使うような感じです.
肌にハイライトを入れます.処理が簡単なら通常モードでいいでしょう.
さて,次はさきほど描きいれた影の部分にさらに濃い影をいれたいとします.通常モードだと難しいでしょう.レイヤーだけの機能だけでも難しくなっているはずです.理由は絵が複雑になってきたからです.そこで,影になっている部分の肌色をさきほどの要領で逆マスクに登録します.そしてさらに濃い色を作って塗っていくのです.上の図ではひざの裏やパンツの食い込みなどのところにその色をつけていきます.逆マスクをはじめて覚えたときはこういう処理ができることに私は感動したものです♪逆マスクモードの魅力が徐々に感じられてきたと思いませんか?感動しない人もここでは感動しておきましょう.リピートアフタミー,「スゴーイ!」声がちいさい!もいっちょ「逆マスクってスゴーイ!」
さて,ヘンなノリになってきましたが,そのノリで続けてください 笑.次はパンツの影の着色です.パンツの色のピンク色を逆マスクモードに登録し,濃いピンクを作って塗っていきます.色が違うだけの話で,肌色のところと基本的に処理方法は一緒ですわ.ハイライトも入れてみました.
髪の毛にも影をいれていきます.やはり髪の色の青を逆マスクに登録し,濃い色で塗る.ここまでくると条件反射的にできるようになってきます.目の部分も同じようにやっていきます.
人物はだいたい完成しました.次は背景の処理です.背景のオレンジっぽい色を逆マスク登録,また色を深くして地面にできる影を描いていきます.
そういえば,女の子の唇が黒い線画になっていたので,そこだけ処理したいなあと思いました.黒を逆マスクモードに登録し,赤い色を作って塗ります.黒い線だけが処理されて本当に楽なのであります.ここでもういっちょ,「逆マスクってスゴーイ!」
ここまで来るとほぼ完成です.背景にもこだわるといいのですが,適当に描いてしまいました.
背景をぼかしてみました.このあたりは個人の趣味の問題ですな.
人物の影のぼかしは最後に行います.ぼかしは255マックスで大胆にぼかしましょう.中途半端にぼかしを入れると汚くなるので,思い切りのよさが必要です.うどんにたとえるなら,くちゃくちゃと噛んで食うのではなく,ぐいぐいと飲みながらコシを味わう,のような感じです 笑.

こんな感じでできあがりです.おつかれさまー♪